|
【シンガポール(クリケット7's)メンバー/10名】
2. 築城(昌Cap.)(コカ・コーラ)
1. 桑水流(コカ・コーラ)
4. フォラウ愛世(JRFU)
5. 正面(神戸製鋼)
6. 和田(トヨタ)
7. 友井川(NTT)
8. 藤谷(東芝)
9. 築城(康)(コカ・コーラ)
10. 末松(ホンダ)
11. 長野(関西学院大3年)
|
ボルネオ優勝の余韻も翌日(月曜日)にはシンガポールへ移動。
リカバリーランニング、ストレッチを経て食事会。
あっという間に時は過ぎ・・・。
24チーム参加のクリケット7's
元々クラブチームの大会なのだが、12月から(〜5月迄)始まる第11回目のIRBセブンズワールドシリーズが、
12月の第1週にドバイ〜南アフリカ(第2週)で行われるので、南アはほぼベストメンバーでこの大会に参加。
今年は3連覇がかかっているとか・・・!?
また他の強豪チームには南アフリカ大学選抜チームやFiji(Davetalevu)、NZ(Ponsonby)、ケニア(Impala)、
スコットランド(Ecosse Wailers)、マレーシア在住フィジアン(Borneo Eagles)、オーストラリアのクラブが参加。
前々日には遠征中に初めて一日オフでリフレッシュ、前日には最後の練習ホールドマッチを経て初戦を迎えた。
|
11月7日(土)予選プール
★ 初戦 10:06
侍JAPAN vs NT Mosquitoes(Aus)
朝は6:00に起きてプールウェイクアップ
6:30 には朝食をとって8:50Meeting(&ジャージプレゼンテーション)
9:00 歩いて10分の試合会場へ
9:15 ウォームアップ準備9:20WU開始!!
40Mx10本(50〜80%走)+ストレッチ+ベーシックトレetc.
10:00 終了 10:03 準備・・・。
前回大活躍だったSH和田をWTBに、SHには友井川を据えて初戦を迎えたJAPAN。
相手は5年前に15人制でSamoa代表にも勝利したこともあるチーム。当時はワラビーズの選手も数名いて・・・。
前半はタイトな展開になった。
タックルしてもオフロードで繋がれるのだ。
ツアー初めて先制トライ(右隅)を許すもインサイドは抜かれていないためゴールは入らず0-5。
その後一進一退の攻防の末、正面が抜け出しワントライを返して後半戦へ5-5。
さすがにアジアとレベルが違うが、フィットネスは負けていないジャパンは「もっとボールを動かすように・・・」。
後半KO直後のボールを築城が持ち込んで開始23秒のトライ。
その後は友井川、代わって入った末松、正面のダメ押しトライと4連続トライでノーサイド。
大事な初戦をものにすることができた。
★ 2戦目 17:20
侍JAPAN vs インドネシア代表
試合時間を見ての通り、一度ホテルに戻り心身ともにリフレッシュ。
ボルネオ大会で戦ったこともあり、体調を崩していた藤谷をWUもなく完全レスト。
CTBに和田、WTBに初先発長野を入れてキックオフ!!
SH友井川のトライを皮切りに和田、長野、友井川で4T。
後半も築城弟(ジュニア)をSHにして、長野、このゲーム3トライ目の友井川、末松の2トライで快勝!!
(岩渕もツアー初出場)
藤谷はウォーターボーイとして戦況を見守った。
★ 3戦目 19:20
侍JAPAN vs 南アフリカ(SA Vipers)
桑水流・築城(Cap.)・愛世・友井川・正面・藤谷・和田のスターティングで挑んだ南ア戦!!
キックオフに競り勝ちマイボールをキープ、敵陣22m付近まで攻め込み、
数少ないトライチャンスもボールを奪われターンオーバー。
相手はしっかりタッチキックで南アボール。
最初のトライは南ア。
ライン際を快走する南ア選手に友井川がゴール前寸前で好タックル、インゴールノッコンに見えたが判定はトライ。
その後もワントライされ前半を0-12。
後半戦、キックオフでは桑水流の奮闘もありマイボールをキープ。
しかし、普通のチームと違うのは南アディフェンスのプレッシャー(プレス)の速さ・・・。
あっという間に囲まれボールを奪われること数回・・・、トライは全てターンオーバーからのもの。
それでもJAPANはしつこくディフェンス・・・。
ラストチャンスもターンオーバーからトライを許し0-24(トライ数0-4)でノーサイド。
今年3月のドバイワールドカップ時(5-26)に比べてもトライは取れなかったが
日本人だけでディフェンス力が確実にレベルアップしている。
|
11月8日(日)決勝トーナメント
☆ カップ初戦 8:05
朝5:00起床、みんなで散歩、ストレッチ。
5:30 軽食 7:00 Meeting(ジャージプレゼンテーション)
7:05 出発 7:20 Set 7:25 ウォームアップ開始40Mx10(50%〜80%)ストレッチetc.
8:00 Set完了
侍JAPAN vs Cottesloe(Aus)
朝8時キックオフとあって、昨夜はみんな22時にはベットに潜り込み・・・!?
プールはさすがに空いてなく、各自シャワーや個人ストレッチで身体を起こし・・・。
前半、和田が2トライ、築城が1トライ取って・・・。
後半、0分長野、1分末松、2分築城康全て出場させ、友井川と長野がトライしてノーサイド。
点数は取ったもののツアーで一番力のないゲーム展開に一喝。
選手もみんなで集まりもう一度結束すること約束・・・。
☆ カップ準々決勝 13:18
初戦後アイスバス入ってホテルにも戻ってプールリカバリー。
その後9:30朝食。12:20にホテル出発ウォーキング。12:45WU開始。
侍JAPAN vs NS Wanderers(マレーシア・フィジアン)
厳しい試合だった。
前半にトライを許し、直も攻められるJAPAN 0-5。
さすがセブンズ王国フィジアン7人を前になかなかギャップが見つからない。
手足は長いし足も速い・・・。
後半、連続攻撃から愛世が抜け出しど真ん中にトライ!!
正面のゴールも決まって7-5と逆転。
ここからの5分間は本当に長かった。
お互いに疲れも見え始め、JAPANのディフェンスも1on1では止められなくなり・・・。
終了のフォーンが鳴ってセンター付近、FIJIボールのラインアウト。
ラストワンプレーだが、FIJIはボールを回し、とうとうラインブレイクされる・・・。
カバーに入っていたスイーパーの友井川がゴール前で渾身のタックル、
慌てたフィジアンはリターンパスが獲れずにノッコン、ノーサイドとなった!!
☆ カップ準決勝 16:20
侍JAPAN vs Davetalevu(FIJI)
フィジー代表&経験者5名含むFIJIチーム相手に前半だけで4トライ献上。
メンバーを入れ替え、後半は意地をみせ愛世が早々にトライ。
終了間際にも和田が相手を振り切り50m走りきってトライするも12-31でノーサイドを迎えた。
|
※ まとめ
選手選考MVPには築城キャプテン!!
準MVPに友井川と和田がそれぞれ選考!
唯一の大学生でこの大会から参加した長野も「以前と違ってやりやすかった」。
桑水流も「チームがいままでで一番団結していた」。
セブンズ経験が一番長い正面も、
「本当に世界に勝ちたいという気持ちがここに来ている選手全員に感じた」等・・・。
藤谷は初召集で途中体調も崩したが、ひとつ冠を得たことで東芝に戻っても自信持ってプレーして欲しいし、
築城(康)にとっては兄貴の影響力、同じライバルの和田、友井川の背中を見て更に成長していると感じた。
コカ・コーラに戻っても持ち前の体幹の強さでメンバー入りを期待している。
また愛世(マナセ)は高校時代から日本に住んでラグビーして日本人の奥さんがいて日本語もぺらぺらと、
もう何年も前から既に日本人(^^)v。
試合をするたびにセブンズが上手くなりフィットネスも向上、徐々に馴染んできた選手。
末松は最後に怪我をしたが、今ツアーでは映像と練習機会にディフェンスを徹底して指導してきた。
これは15人制も一緒。
アタックではトライを量産できるスピードを持っているだけに早くホンダでもメンバー入りして活躍して欲しい・・・。
しかし友井川のNTTでのトップイースト7試合を終えての個人通算21トライはだてじゃなかった・・・(*^_^*)/
|
※ このメンバー中心にNECの山本秀、関東学院の笹倉・夏井が入って12名で東アジア大会に挑みます!! ご声援宜しくお願いいたします!!!
|