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東アジア優勝 |
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【メンバー】
1. 桑水流 (コカ・コーラ)
2. 築城 (コカ・コーラ)
3. 愛世 (JRFU)
4. 和田 (トヨタ)
5. 山本秀 (NEC)
6. 藤谷 (東芝)
7. 末松 (ホンダ)
r. 友井川 (NTT)
r. 横山伸一 (リコー)
r. 笹倉 (関東学院大)
r. 夏井 (関東学院大)
r. 鶴ヶ崎 (東海大)
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12月6日(日) 予選
☆ 第4戦 JAPAN vs 中国代表 11:52キックオフ
午前中に一度近くのグランドでジョギング&ストレッチ。
最後に70mを6本、各自のペースで走りこんでホテルに戻り朝食。(前日は80mを10本)
ここ1,2年で急速に力を付けてきている中国代表。
先日のスリランカ大会には農業大学のデベロップメント選手が来ていたが、
ほとんどの選手は185cm以上だったことにビックリ。
女子はアジアNO.1なのだが、その女子も他競技から集めだし、100m走はみんな12秒台?って本当!?
軽いウォーミングアップ後、キックオフのホイッスルが鳴った。
一進一退の攻防後、先に得点したのは中国。
追いかける形で2トライ取って逆転したが12-7と2つ共にゴール決めたのに2点足りない・・・!?
キッカー藤谷がオーバータイムを取られた模様。
そして後半死闘の末、12-14と逆転される。
終了1分前にはJapanがラインブレイクし、友井川からのラストパスを伸一がトライしたのだが、
タッチジャッジからの指示でスローフォワードの反則・・・!?
残り数十秒、JAPAN怒涛の攻撃も電光掲示板は14秒前なのにもかかわらず終了のホイッスルが鳴ってそのままノーサイド。
ストレスのたまる試合だったが、レフリーは絶対。
試合後、岩渕コーチはHPMとしても今大会のレフリングに際して確認(質問)する意向を示した。
残り2戦勝てば良いのだ!!!
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☆ 第5戦 JAPAN vs グアム代表 13:35キックオフ
ここで負けると決戦に出られない可能性が高かったJAPANは思い切って主力を温存した。
逆に、若手にチャンスを与え、このプレッシャーの中でどれだけできるのか楽しみな一戦に私も心が躍った。
初先発に3番・鶴ヶ崎、5番・夏井、6番・笹倉、7番・友井川の4人を起用。
これで今大会12名スタメン全員出場させることができたのだが、選手を信じた結果が存分に出た!
友井川が本来のWTBとSHで2トライ。
夏井もキックを全て任せ、ノーホイッスルトライを含む2トライ3ゴールと大当たり!
鶴ヶ崎も1トライ、笹倉はトライこそなかったが、ようやく1試合フル出場して試合後は気持ち良さそうだった!!
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☆ 決勝戦 JAPAN vs 香港代表 16:45キックオフ
今季香港には1度も負けていないが、地元香港開催とあって、応援団はほぼ香港にエール・・・><
決勝戦は10分ハーフ。
選手をベストメンバーに戻して挑んだこの試合、先に先制したのはジャパン。
今大会も全ての試合にスタメン出場のタフネス桑水流がトライを決めれば、すぐさまトライを返される。
急遽招集が決まった元主将の築城は香港に入ってまだ1日半、しかし経験値はだてじゃない
トライで再び引き離すも香港に再度ゴールライン割られ12-12のイーブンで後半戦へ。
今大会大活躍のSH和田が途中交代、SHに友井川が入り・・・。
後半愛世が抜け出しトライを奪うも香港もしっかりついて来てトライを奪取。
逆に今度はトライを返され19-24と初めてリードを許してしまう・・・。
残り時間が刻々と迫る中、時間は30秒を切って尚相手が勝負、トライを取りにきた・・・><
自陣22m右隅で1on1になったところ、代わって入った伸一がしっかりタックルで止めてこのボールをゲット。
ペナルティーから山本秀が持ち込み、友井川ー築城とつなぎ、築城から末松へインサイドパス、
末松がそのままトライと思いきや、残り10mで背後からのタックルを受けて・・・。
そのボールをしっかりフォローしていた築城がもらってど真ん中に同点トライ。
フォーンが鳴って、山本秀がゴールを決めて劇的ノーサイドとなった(*^_^*)/
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PS. 築城と正面
今季ニューメンバーで挑んだ6月のケニア、この2人のトップリーガー以外はほとんど学生だった。
しかし、この2人のおかげでシールドトーナメントで優勝した。
続く7月、台湾ワールドゲームズでは、この2人はいない・・・。
怪我のケアとチーム事情によるものだ。
東アジア大会はトップリーグと日程が重なっていたこともあり、
夏合宿あたりから選手を派遣できないチームが出てきた。
これは想定内で、その為に春から日本人のみの構成で経験を積ませるべく、学生を中心に、
トップリーグからも東アジア大会に出れそうなレギュラークラスでない選手を集めていた。
築城も正面もバリバリのセブンズ日本代表選手。
正面は今季公式戦に出場できないため、この場(セブンズ)を提供して活躍してもらった。
2人共に同期だ。
2人の活躍無くしては今季の成果は得られなかっただろう・・・。
ようやく怪我が癒えてきた正面が参加した東アジア大会前のマレーシア、スリランカはともに優勝!
アジアチャンピオンになった。
東アジア大会で今季占める予定が大会1日前の練習で正面が怪我をした・・・><
選手にも動揺が走った。
もちろんスタッフにも・・・。
ひとつラッキーだったことは築城がリザーブにも入っていなかったこと、
もうひとつは、岩渕コーチが所用で日本に帰国していたことだ!
大会前日の昼、私はすぐに日本に電話、向井監督に事情を説明し、頭を下げた。
「正面の代わりは築城しかいません!!お願いします!!!」
向井監督曰く「お灸を据えて、」今回リザーブにも入っていなかった築城を招集することに成功。
岩渕に連絡し、一緒に飛んできてもらうことを約束。
築城曰く「ボク、こういう星に生まれてきたんです。なんか行く気がしていました・・・」
築城には羽田まで行っておいてくれと・・・(福岡発-羽田行きは2便が満席、ここもギリギリ)。
(この時点では築城選手が出場できること未確定)
岩渕と築城は深夜1:30に到着、5h後には大会準備として朝練習が始まることを告げて・・・。
JOCとの選手交代劇は三浦総務、田崎ドクターはじめ、当日朝の試合直前(10分前)までかかった。
それでもメンバー発表時にはスタメンに起用していた。
「正面の代わりは築城だけだと・・・」
決勝戦、その築城がトライを決めて最期を締めくくった。
正面も嬉しそうだったが、内心は悔しかったに違いない・・・。
古舘トレーナは毎日選手のケアでマレーシアから途中ジャパンーカナダのトレーナにも帯同しながら
そのままセブンズに戻って連続1ヶ月の帯同・・・。
岩渕にはいつも無理を承知でたくさんのお願いをしているが、10年ぶりに2人部屋だったこともあり・・・!?
予選、決戦、決勝戦前に見るプロモーションVIDEOを最後の2日で3本依頼!?
見事な完成度に選手も気持が高ぶった!!!
その他大勢の後押しで優勝、金メダルを獲得したことに感謝しています。
今後とも、セブンズジャパンへのご声援、男女ともに宜しくお願い致します。
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※ 来期は世界へチャレンジ!!
IRBワールドシリーズは2月のアメリカ、3月のオーストラリア、香港と3大会続きます(*^_^*)/
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スリランカ優勝 |
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