村田亙 オフィシャル ウェブサイト

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三洋三連覇達成!!

日本選手権決勝戦、秩父宮ラグビー場にて14:00キックオフ!!
立ち上がりはトヨタ。
SOアイイの的確なキックで敵陣に入ってはトヨタFW陣がモールで押し込みトライ!
さらにアイイの個人技から狭いサイドを突破してWTB久住にラストパス、
No,8菊谷ーFLホッブグットと繋いでこの日自身2トライ目、前半を12-0で折り返す。

後半早々三洋FB田邉のPGで3点返すと、後半15分活躍していたFLホッブグットがシンビンで
10分間の退場・・・これがトヨタにとっては痛かった。

直後の後半17分、三洋勝利の方程式、WTBベテラン吉田尚史投入。
その10分間の間にHO堀江のトライ、SOブラウンのターンオーバーから最後は
WTB北川がトライを決めて一気に逆転。
ブラウンの活躍はもちろん、リザーブ陣の活躍もあり、最終的には22-17でノーサイド。
'97~'99年に東芝府中が記録した日本選手権三連覇以来の三連覇達成!!
新日鉄釜石のV7、神戸製鋼のV7、東芝府中のV3以来、4チーム目のV3達成だ(*^_^*)/

三洋電機、おめでとう(^^)v

PS.7人制ラグビー日本代表は・・・

今週末にJISSで行われる「第2回セブンズアカデミー」に代表メンバーが数名参加!
来週14(日)にIRBセブンズワールドシリーズ、アデレード大会に出発します!!
(そのままその翌週の香港大会にも参戦!!!)

※ サントリータグラグビーカップは・・・

横浜の名門、汐入小リトルベアーズがカップ優勝!!
(コーチに女子日本代表キャプテン鈴木彩香選手が・・・)
ヤマハの地元、磐田東部小は2年連続プレート優勝!!
共にライバル、おめでとう(*^_^*)/

右が汐入小(横浜)、左が良城小(山口)

女子7'sラグビー日本代表決定!!

日本選手権準決勝、三洋 vs NECの前座試合に、
秩父宮ラグビー場で行われた7人制女子ラグビーセレクションマッチ♪
香港セブンズに出場する女子日本代表選考会は白熱した・・・!!

写真のAyakaはキャプテンに任命。
Chikamiも高校3年生ながら昨年行われた「東アジア競技大会」で大活躍したSH。
2人共にNumberラグビー特集号に掲載されていますので是非ご覧下さい。

他、豪州の女子ラグビーチームで活躍しているMarieやKeiko等が再度選考!!
20歳前後のヤング女子ジャパンが6年後のオリンピックを見据えて始動する。
男子も負けていられないぞ・・・(*^_^*)/

ラスベガスセブンズ大会リポート♪(4)

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2月14日(日)

ラスベガスセブンズ大会2日目、選手の体調と疲労感、時差ボケを考慮しながら8時半(朝食)集合をベースにしていたジャパンは、今日の初戦の試合開始時間が11:22KOということもあり、いつもより1時間早く7時半に集合。
いつも通り体重、脈拍、体温を測定後、初めて散歩に出かけました。
2日目は既に身体が出来上がっていることもあり、近くの駐車場でストレッチ後、ホテルに戻って下半身のみアイスプール。
その後7:50から朝食をとりました。
9:50にミーティング、恒例のジャージ渡し後、10時に出発してスタジアムには10:25に到着。
約20分間のウォームアップ後、ボウルトーナメント目指して初戦チリ代表戦を迎えました。

【チリ戦メンバー】 1.夏井 2.築城 3.桑水流 4.友井川 5.正面 6.松下 7.豊前
立ち上がりから果敢に攻めてくるチリ代表は、南米アルゼンチンの隣国とあってスタイルはとても似ていて一人ひとりが強い突進を見せます。ここでの1対1で受けに回ったジャパンはその時間帯での失点が尾を引いて最終的に7-17で敗戦。この時点でボウルトーナメント進出はなくなりました。

気持ちを入れ替えて望んだシールドトーナメント準決勝の相手はカナダ代表。
昨年のドバイセブンズワールドカップ予選で敗れた相手で、一昨年のアデレードセブンズ大会でも同点サドンデス後に敗戦した相手。
私自身もリベンジに燃えていました。

【カナダ戦メンバー】 1.桑水流 2.築城 3.鶴ヶ崎 4.友井川 5.正面 6.夏井 7.松下
前半を5-5のイーブンで迎えた後半戦、この試合に一番リベンジに燃えていた松下選手が中央ライン付近からカウンターアタックを仕掛け、2人を交わして自ら中央に逆転トライ。その後も1トライ追加して17-5で快勝してリベンジを果たしました。

【スコットランド戦メンバー】 1.桑水流 2.築城 3.鶴ヶ崎 4.友井川 5.正面 6.夏井 7.松下
シールドトーナメント決勝戦の相手はスコットランド代表。もう互角に戦えるジャパンは前半松下選手のトライで先制。ワントライ返され7-7のイーブンで迎えた後半戦、先に先制したのはスコットランド代表。その後も1トライ追加され、7-17でノーサイド。

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今大会を通して、世界に通用したのはアタック時に前に出てゲインを切って行けばサポートも早くなり、ボールもつながること。
また意図的なアングルチェンジから数的優位を作ったときにトライチャンスが広がったこと。
他キックオフやラインアウトといったセットプレーが安定して獲得率が上がったこと。
足りない部分を一言でいうなら『フィットネス』。

今回、成田空港集合現地練習のみの準備期間でありながら、選手たちには発表直後(約2週間前)に個人フィットネスプログラムを渡していました。
トップリーガーは終盤までチームが練習していたこともありますが、学生はオフが早かったこともあり、『ゲームフィットネス』に少しずつ差が出ていたように思います。
よって現地では大会でベストな状態を作ることを優先に考え、3つの練習試合を通して調整せざるをえませんでした。
しかし、大会前にフィジー、オーストラリア、ニュージーランド代表等、現在セブンズランキングトップ5のチームと身体を当てたことで、選手は世界レベルを肌で吸収。
大会中は選手たちが最後まで諦めずに一生懸命身体を張って戦った成果が、初戦(予選)のアルゼンチン戦やシールド準決勝のカナダ戦勝利につながったことと思います。

今大会、NEC山本秀選手が直前に参加できなくなり、レプハ選手が予選で負傷交替する等、最終日には選手10人になりましたが、築城キャプテンを中心に正面、松下といった中堅選手がチームを引っ張ってくれたこともチームにとって良い刺激になり、夏井、鶴ヶ崎、豊前、正海の大学生の成長に一体感が増し、全員が世界トップレベルの試合を経験したことで間違いなくみんなひとまわり大きくなりました。
この悔しさは、次のアデレード大会(3/21~22)、香港大会(3/27~29)にぶつけたいと思います。

最後に、今大会に快く派遣していただいた各所属企業チームスタッフ、及び大学関係者にはこの場を借りてお礼申し上げます。また日本からの応援、現地スタジアムにて日本人のご声援は心強く、選手も思い切ってプレーできましたことを心から感謝いたします。ありがとうございました。

※ 選手たちには、今大会の日本代表全試合を1枚のDVDにまとめて渡してありますので、
世界にチャレンジして成長している姿を是非ともご覧いただけましたら幸いです。
(毎回大会DVDは渡していますので・・・!!)

☆ 選手が選ぶ

MVP: 築城昌宏 (コカ・コーラウェストレッドスパークス)
監督賞: 友井川拓 (NTT ドコモ コミュニケーションズ)
トライ王: 松下馨 (ヤマハ発動機ジュビロ)
全試合フルタイム出場: 桑水流裕策 (コカ・コーラウェストレッドスパークス)
友井川拓 (NTTコミュニケーションズ)

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ラスベガスセブンズ大会リポート♪(3)

2月12日(金)

大会前日、午前中は大会会場を視察後キャプテンズランで仕上げました。
午後はフリー!!
選手たちは体調管理に努めたり、街に散歩に出かけたりと様々でした。
スタッフ3人は選手の洗濯やチームの買出し、そして日本人スーパーにて大会中のおにぎりやお弁当の手配&発注に走り回りました。
その合間を縫っては遠征中恒例の選手と監督による1対1の個人ミーティングを行ない、有意義な時間を過ごすことができました。
そして18時半の夕食後、19時半から全体ミーテウィングを行ない、選手ひとりひとりに大会への意気込みを語ってもらいました。
「思いっきりプレーしよう!!」

明日は主役だ!!
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2月13日(土)

大会初日、初戦の相手は2009年ドバイワールドカップセブンズ大会準優勝国のアルゼンチン代表。
アジアとは明らかにレベルが違う世界大会に、3日間の準備だけで挑むジャパンが世界相手に戦うためには、
「スクラム、ラインアウト、キックオフで競り負けない」セットプレーの安定、
「時間を有効に使う」ゲームマネジメント、
「アタック時に必ず2人目が素早くサポートする」ボールキープ力、
「状況を見て逆サイドに切り返す」アングルチェンジ、
そして「最後まであきらめないDEFENCE」タックル!!

アルゼンチン戦 (13:34キックオフ)
午前中にホテル近くの公園でしっかり走りこんで準備できたこともあり、
大会会場でのウォームアップは20分のみでキックオフ。
前半はゴール前まで攻め続けるもなかなかラインを割らせてもらわず0-0。
後半キックオフ直後、マイボールにしたジャパンは逆サイドに走りこんだSH友井川がボールを裏にキックして
自らチェイス。そのまま追い越してインゴールに引っ掛けたボールを抑えて先制トライ!
また、右隅の難しい位置からのゴールキックををSO正面が決めて7-0とリード。
ここからアルゼンチン代表の猛攻を受けるも果敢なタックルでゲインを許さないジャパン。
最後は自陣5mのマイボールスクラムをタッチに蹴りだしてノーサイド。
ジャパンがアルゼンチンから歴史的な勝利を収めたことで選手&スタッフはもちろん、
観客席も総立ちでジャパン戦士にたくさんの拍手を頂きました。

勢いに乗ったジャパンは2戦目に昨年の香港大会で50点取られた相手、
イングランド代表戦に挑んだ。(16:18キックオフ)
先制したのはジャパン。右隅敵陣ゴール前のジャパンボールのペナルティーからWTB松下選手が飛び込んでトライ。
前半を同点の5-5で折り返すと、後半はインサイドブレイクを許し5-24でノーサイド。
少しずつタックルミスが目立った試合になった。

続く3戦目、セブンズワールドカップ優勝国のウェールズ代表戦は辺りは真っ暗。(18:30キックオフ)
この試合も先制したのはジャパンの松下選手。しかし、トライを返され同じく5-5で後半戦へ。
最後の気力を振り絞って「あと7分間全力で戦おう」とチーム全員意気込んだが、
後半はディフェンスの機会が増えてアタックできないまま5-22でノーサイド。

予選プールを1勝2敗で終えたセブンズジャパン。
今日はアルゼンチン代表に勝てたことが大きな収穫だったが、
ディフェンスでも強豪国相手にだいぶ粘れるようになった。
明日のトーナメントも決まった初戦はチリ代表戦。
選手の疲労はピークだが、「一戦必勝」
必ず勝利してボウルトーナメントに進みたい。
もちろん優勝&セブンズポイント獲得も目指します!!

ALLEZ JAPON !!

アルゼンチン戦勝利!!
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※ドーピング検査

夏井、友井川両選手が最終戦後にドーピング検査を行いました。
試合後はなかなか出ないものですが、2人揃って20時半にはホテルに戻って来る事ができました。

ラスベガスセブンズ大会リポート♪(2)

2月10日(水)

ラスベガスの気候に変化が!?
昨日ほどの寒さはなく空は快晴、気温も上昇し過ごしやすくなりました。
今日は午前中にフィジー代表、午後にはオーストラリア代表とホールドマッチを行いました。
アタックでは仕掛けること、ディフェンスではコンパクトに寄ってインサイドブレイクさせないことを意識しました。
結果的には2試合ともトライは取られましたが、チームディフェンスは機能しつつあります。
逆にアタックでは随所に良い所が見られ、トライも取れたことは本日の収穫です。
まだ時差ボケで後半動けなくなるのはしょうがないとしても、集合して2日目のチームが少しでも良くなるように、
選手スタッフ共に明るく元気よくコミュニケーションをしっかり取って声を出すことを心がけています。
しかし、アイスプールはやっぱり今日も冷たかったようです。

※ フィジー代表は、先週のIRBウェリントンセブンズ大会で今季初優勝!!

IRB7's世界ランキング2位につけています。

フィジー代表とホールドマッチ!
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2月11日(木)

ラスベガスに入って3日目、時差ボケは解消しつつも、選手はじめスタッフも大体
「3時過ぎに目が覚める・・・!?」
そうで、まだ本調子ではありませんが、そのまま寝れるようになったことは良いことです。
午前中は現在7's世界ランキング1位のニュージーランド代表とホールドマッチ。
開始早々にいきなりトライを取られ、受けたジャパンはなんとかトライ2本に抑えて後半戦へ。
しかし、後半ジャパン反撃のシーンが見られたのも2分位!?
敵陣ゴール前5mまで攻めながらあと1歩前に出れずにターンオーバーを許し90m独走トライを取られます。
ノーサイド後、NZ7's代表19年目!?のゴードン監督が「One more 7minutes!?」
と声をかけてくれて、もう1本(7分間)戦いました。

世界一位との戦いにジャパンは完敗しましたが、このレベルを経験できたことは良かったです。
前に仕掛けて攻めのアタックができたときにはたとえNZ代表相手でも大幅ゲインができ、ボールもスムーズに回りはじめる。
この感覚を養えたことは明後日からの大会に繋がります。

試合後、しっかりペアストレッチをして、ラインアウトやキックオフを調整。
その後、隣にある試合会場を選手スタッフ全員で視察しましたが、どう見ても横幅が狭い・・・!?
サッカー専用グランドということ、横幅を取るとサイドが狭くて危ないので5mずつ内側にラインを引いたみたいです。
正規で70m弱の横幅が60m弱になれば狭く感じるのは誰が見てもわかります。
ジャパンにとって吉と出るか、それとも・・・。

※ 午後はフリー

選手は初めてのオフに気分転換で街へ、スタッフは選手1人連れて病院へ・・・。
夕方にはホテルに戻り、そのまま選手とスタッフ全員でラスベガスの繁華街へ行きました。
ここでは16ヶ国全てのチームが集まりウェルカムパーティーが催されました。
大勢の観衆が見守る中、各チームごとにレッドカーペットを歩いてアーケード中央にある壇上へ。
ここでは各国のキャプテンがまず壇上にてご紹介。
その後チームごとに壇上に上がって一礼、ジャパンチームも築城キャプテンの顔で拍手喝采でした。

明日の午前中は最後の調整、同じ練習会場でこの3試合の課題をチェックしながらキャプテンズラン。
選手全員がそれぞれのポジションの役割を理解しながら、最終調整をして大会に挑みたいと思います。
ALLEZ JAPON ♪

チームジャパン!!
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ラスベガスセブンズ大会リポート♪(1)

ホテルに到着♪
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2月9日(火)

セブンズジャパンは成田空港に14:30集合して、16:50に出発しました。
途中ロサンゼルスを経由してラスベガスへ。
昨年もお世話になったロブが日本チームのリエゾンとしてお迎えに、ホテルには14:20に到着しました。
気候は日本と同じでまだまだ肌寒く、平均気温は10℃位でしょうか!?
時差は日本からマイナス17時間。なので、同じ日に到着したことになります。

15:30 リエゾンが運転する大型車で近くの公園へ移動してリカバリートレーニング
15:50 10分間のジョギング後ストレッチ。その後セブンズを意識したロングパスや、
2チームに分けたアタック&ディフェンスで感覚を養います。
また、ショートレンジに戻しては基本的なアタックを繰り返し、
ワイドレンジでは深い位置からまっすぐに走りこんで
アタックしながら数的優位を作る試合形式ドリルを行いました。

時間にして40分弱。すぐにホテルに戻ってプールリカバリーの予定でしたが、
室外とあって気温も水温もアイスバス状態に選手は入っても1分と持ちません。
なんとか最後に選手全員2分間だけアイスバスして上がりました。

18:30 各国代表チーム全て同じ食事会場でバイキング形式の夕食後
19:30 全体ミーティング

「勝つ為には何をすべきか!?」

予選の相手は、アルゼンチン、イングランド、ウェールズと上位国ばかり。

チームを3つに分けて10分間の話し合い。
その後チーム事に発表してもらい、スタッフ&選手でディスカッションを行いました。
何をどうすれば、この国々に勝てるのか!?
議論は約20分続き、選手たちも全員が意見を述べたり回答したりして
勝つ可能性があるパーセンテージ(%)を大きくしていきました。

箇条書きにすれば今までやってきたことがたくさんでてきますが、
グランド上ではしっかり頭に整理して身体で示さなければなりません。

今できることをシンプルに、アタックでは時間を有効に使い、
マイボールをキープしながら攻めの姿勢を忘れないで戦いに挑む。
ディフェンスでは、1on1で止めることはもちろん、今までかかっていたディフェンス時間の短縮という意味でも、
全員でラッシュして相手のリターンをさせない詰めのディフェンスを人数かけて勝負すること徹底。
捕まえたときに少しでも早く2人目が寄ってターンオーバーを狙うことを意識。

言うことは簡単ですが、先ずは明日の午前午後の練習試合で試したいと思います。
セブンズジャパンへのご声援宜しくお願いいたします!!

さっそく近くの公園でリカバリートレーニング
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日本選手権♪

NECミラクル勝利♪
NECがミラクル10・・・!?
試合は前半NECが10-3とリードして、後半はサントリーが猛攻。
サインプレーから11番小野澤が左隅に飛び込んで10-8。
この位置からJAPANのキッカーでもあるライアン・ニコラスが見事に決めて10-10の同点!!
ここから一気にいきたいサントリーだったが・・・。

後半セブンズでも活躍する成田をWTB長友に変えて出場させると、
成田は独特のステップとスピードで相手を翻弄・・・。
しかし、ここ一番でミスが出るサントリー。
最後に得た敵陣5mサントリーボールのスクラムもトライまで結びつかなくノーサイド。

同点抽選の末、NECニリ・ラトウが叫びながら出てくると、
女神はがっちり1列に肩を組み合ったNECに微笑んだ。

抽選はつらい・・・。
ボク自身も2度抽選を経験した。
1度目は大学選手権をかけた交流試合(1989年)
(当時は大学選手権8枠をかけて対抗戦とリーグ戦の4位までが対戦)。

専修vs明治はロスタイムに専修がPGを決めて13-13の引き分け。
抽選を引いたのはボク。で・・・、「出場権なし」とかかれていた封筒を引いて号泣。
相手主将の竹之内(現横河電機)は今でも交流があり、
昨年は香港、上海セブンズと応援に駆けつけてくれた!!

もう1つはヤマハvsトヨタのマイクロソフトカップ準決勝(2005年)。
この年(2004年シーズン)はリーグ戦2敗(vsトヨタ、vs東芝)のみのTL2位でマイクロソフトカップに出場!
こちらはロスタイムにトヨタ廣瀬にPGを決められ同点。
抽選を引いてきた久保が冷静に小さく!?ガッツポーズしてヤマハの輪に入ってきた!!

当時は何故かその瞬間から涙が止まらなかった・・・。
専大時代の抽選負け、号泣したことを思い出したからだろうか・・・。
決勝戦は古巣東芝相手に終盤まで6-10と逆転圏内も、
今季トップリーグMVPのFB立川にとどめのトライを献上してノーサイドだった・・・。

※ 1回戦結果
NTTコム 11-7 東海大 (セブンズ友井川がトライで勝利に貢献)
帝京大 76-7 六甲ファイティングブル (HO安田、お疲れさん)
トヨタ 36-19 神戸製鋼 (セブンズ和田がWTBとして途中出場)
サントリー 10-10 NEC (抽選の結果NECが次戦へ)

PS. リーグ戦ベスト15に・・・
LO5 マイケル・リーチ (東海大3年)
NO.8 レプハ・ラトゥイラ (大東大4年)
WTB11 夏井大輔 (関東学院大3年)
CTB12 笹倉康誉 (関東学院3年)
FB15 荒牧祐輔 (関東学院3年)
以上5名は昨年セブンズJAPANで大会(遠征)を経験したメンバー(*^_^*)/
マイケルはJAPANでお馴染みになったが、レプハと夏井は明日からのUSA大会に参加!!
笹倉は怪我で辞退も、荒牧共に今後SEVENSでも期待される選手。
みんなおめでとう!!!

USA行ってきます♪(2月9日 成田空港)

USAメンバー!!

NZ-DJ絶好調!!
2月13日(土)~14日(日)におこなわれるIRBワールドシリーズアメリカ大会
今年はラスベガスで初めて行われることになる。

IRBワールドシリーズは昨年12月のドバイ大会で開幕。
翌週の南ア大会まで現在2連覇中のNZ代表が単独トップ。
今週は3回目で、NZの地元ウェリントンで第3回NZ大会(2/6~7日)が行われる。
7's JAPANは、翌週の第4回アメリカ大会から参加するが、第6回香港大会(24チーム/3/26~28日)以外は、
16チームで争われるため、トップレベルということもありハードルはかなり高い!!
しかし、このレベルで結果を出していかなければオリンピックへの道は・・・。

メンバーは昨年携わった選手を中心に12名が確定。
12名の選手を紹介します(*^_^*)/

1、正面選手(神戸製鋼コベルコスティーラーズ/26)
ジャパンキャップホルダー。
昨年末の東アジア大会では直前に怪我をしてリタイア。
1年間チームを引っ張ってきただけに、今大会でのリベンジに期待したい。

2、築城選手(コカ・コーラウエストレッドスパークス/26)
キャプテンでセブンズ経験は福岡大学時代から・・・。
天性のキャラはチームを明るく楽しくさせてくれる。もちろんプレーも最後まであきらめない!!

3、松下馨選手(ヤマハ発動機ジュビロ/26)
一昨年セブンズデビューしたと思いきや、トントン拍子で日本代表に・・・。
しかし、怪我もあって・・・。
今季セブンズ初召集だが、またここからジャパンへ再度チャレンジして欲しい!!

4、山本秀選手(NECグリーンロケッツ/25)
一昨年セブンズデビューも昨年は途中怪我でセブンズも自チームも戦線離脱。
しかし、昨年末から見事に復帰した彼はどこでもこなせるユーティリティープレイヤー

5、友井川選手(NTTコミュニケーションズ/25)
今季トップイーストトライ王/27t・・・!
自チームのトップリーグ入りに大きく貢献した小さな巨人はセブンズでも活躍!!
ライバルは昨年ブレイクした和田(トヨタ)と一昨年からの7's代表成田(サントリー)で3人とも法政大出身だ!!

6、桑水流選手(コカ・コーラウェストレッドスパークス/24)
築城選手同様、福岡大学時代から選出され、キックオフのスペシャリストとしても長らくセブンズに帯同。
彼がいるだけでキックオフのマイボール獲得率が俄然アップするチーム一のスタミナをもつ男!!

7、末松選手(ホンダヒート/24)
トップリーグでは出番が無かったが、セブンズではそのスピードある走りでトライを量産。
無印なだけにラグビーを覚えてきたら15人制でも十分活躍できるスピードは武器。

8、レプハ・ラトゥイラ(大東文化大4年)
一昨年前からの中心選手。
昨年はアジア大会を中心に日本人だけで構成してきたことと、大東大のキャプテンだったこともあり・・・。
体格から見てFWでも計算できる選手で非常にまじめでシャイな選手だ!!

9、豊前選手(日体大4年)
未来のスピードスター!!
昨年はケニアから参加し、台湾でのワールドゲームズでブレイク!!
線は細いがアタックはもちろん、ディフェンスでも安心して見ていられるスピードを併せ持つ。

10、夏井選手(関東学院大3年)
サイズはもちろんアタックセンスは抜群。キックもこなし、ストライドのある走りはセブンズ向き!
セブンズではプロップも経験。司令塔としても幅広く活躍できる選手だ!!

11、正海選手(同志社大2年)
線は細いがラグビーセンスとディフェンス力に見た目とは違う一面を見せる。
サイズ共に今後が楽しみな選手だが、久々のセブンズをどう楽しむことができるか!?

12、鶴ヶ崎選手(東海大2年)
昨年U20代表だったが出番はほとんど無く、セブンズに呼んで経験を積んできた選手。
東海大でも3本目のWTBだったが、少しずつ出番が来ているようだし、サイズは既に国際規格!!

以上

社会人7名 学生5名!
平均年齢23,6歳のヤングジャパンに熱いご声援宜しくお願い致します(*^_^*)/

日本選手権に向けて・・・

広瀬主将胴上げ(^^)v
トップリーグプレーオフは無敗の三洋相手に東芝がノートライ(2PG)6-0での勝利。
東芝のTLプレーオフ2連覇で幕を閉じたが、今週末から日本選手権が始まる!!
いよいよ佳境を迎えたジャパンラグビーシーズン、サントリー、トヨタ、三洋の巻き返しを東芝がどう対抗していくか!?

日本選手権はこのTL4強に加え、神戸製鋼とNECが出場。
学生から優勝した帝京大はクラブチーム覇者の六甲クラブと、
準優勝した東海大は今季TLに初昇格するNTTコム(決定戦で豊田自動織機に勝利)と対戦!!
社会人7チーム、学生2チーム、クラブチーム1チームでトーナメント戦が行なわれ、東芝と三洋はベスト4からとシードされている。

■ 日本選手権日程
2月 7日(日) サントリー vs NEC (14:00 花園) / トヨタ vs 神戸製鋼 (12:00 花園)
2月14日(日) 勝者同士 (14:00 秩父宮ラグビー場)

2月 7日(日) 帝京大 vs 六甲ファイティングブル (14:00 秩父宮) / NTTコム vs 東海大 (12:00 秩父宮)
2月14日(日) 勝者同士 (12:00 秩父宮ラグビー場)

2月20日(土) 三洋 vs ○○ (14:00 秩父宮ラグビー場)
2月20日(土) 東芝 vs ○○ (14:00 花園)

2月28日(日) 日本選手権決勝戦 秩父宮 14:00キックオフ!!

※ トップリーグ年間表彰式!!

☆TLリーグ戦MVP
大野均[東芝](初受賞)
☆新人賞
眞壁伸弥[サントリー]
☆最多トライゲッター 14トライ
小野澤宏時[サントリー](初受賞)
☆得点王 191得点(4T/48G/25PG)
田邉淳[三洋電機](初受賞)
☆ベストキッカー 171得点(48G/25PG)
田邉淳[三洋電機](初受賞)
☆ベストホイッスル
相田真治(2年連続3回目)
☆プレーオフトーナメントMVP
立川剛士[東芝](初受賞)
☆ベストフィフティーン
PR1 川俣直樹[三洋電機](初受賞)
HO  堀江翔太[三洋電機](初受賞)
PR3 畠山健介[サントリー](2年連続2回目)
LO  大野均[東芝](4年連続5回目)
LO  眞壁伸弥[サントリー](初受賞)
FL  スティーブン・ベイツ[東芝](2年連続2回目)
FL  劉永男[三洋電機](初受賞)
NO8 菊谷崇[トヨタ自動車](初受賞)
SH  ジョージ・グレーガン[サントリー](初受賞)
SO  デイビッド・ヒル[東芝](2年連続2回目)
WTB 北川智規[三洋電機](4年連続4回目)
WTB 小野澤宏時[サントリー](5年連続6回目)
CTB ライアン・ニコラス[サントリー](2年連続3回目)
CTB 霜村誠一[三洋電機](3年連続3回目)
FB  田邉淳[三洋電機](2年ぶり2回目)
☆フェアプレーチーム賞
コカ・コーラウエスト(初受賞)
☆ベストファンサービス賞
神戸製鋼(6年連続6回目)

各所属企業チーム関係者、チーム、選手のみなさま、本当におめでとうございます(*^_^*)/

TOP15