村田亙 オフィシャル ウェブサイト

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地域貢献・社会貢献


専修大学ラグビー部の監督は今季7年目、昨シーズンまで過去6シーズン指導し、2度目の1部復帰を公式戦14戦(ジュニア戦・入替戦2試合含む)全勝で果たすことができた。今季の選手部員78名、女子マネージャー2人、合計80名もの学生を抱える私は、大東HC、寺井Trと伊勢原で指揮を執る。指導者暦は7人制ラグビー日本代表監督(4年間)を含めると丸10年が経った。

過去10年間は良くも悪くも動き回ったし、初めはどちらも大変だった。セブンズJAPANでは年に10ヶ国10大会に参加し、アジアを中心に世界を転戦。中には南川トレーナー(現専大スポットトレーナー)とスタッフ2人だけというツアーもあった。だが要所で結果を出し続けた結果、セブンズW杯アジア予選大会優勝、1位通過でセブンズワールドカップ出場。東アジア大会優勝。学生世界大会ではプレート優勝、アジア大会でも優勝して2連覇を達成する等、当時のセブンズコーチだった岩渕(現7人制日本代表総監督)と最低限の仕事はできた。

そのような状況下でも、行った先では日本代表監督としての誇りを胸に、必ず現地の日本人学校やスクールでラグビークリニックやトークショーを開催。シンガポールやマレーシアでの日本人学校訪問、香港では全校生徒約500人、アメリカでは約100名以上が集まり、全て英語で時にはジョークを交えながらラグビークリニックを開催した。

目的はラグビーの普及活動、そして現地でがんばっている日本人たちや子どもたちにラグビーを通してひとつの輪を作り、週末の大会に応援に来て試合を見ていただき、元気や勇気を与え、感動を分かち合うため。もちろんJAPANの選手たちも笑顔で前に立ち、私からの無茶振りや言動に一生懸命に動いて話し、みんな良い活躍(経験)を魅せてくれた。

専大でも一緒。初めは2部の上位チームにはなかなか勝てなかったが、監督3年目に2位通過で入替戦にも勝利し13年ぶりに1部復帰を果たす。その傍ら、伊勢原市とは市役所の地域スポーツ担当の方々と話を進め、初めは伊勢原市にある10の小学校の先生方に来てもらってのタグラグビー講習会。その後10校中数校からの依頼ででタグラグビー授業を開催。昨シーズン、伊勢原駅伝大会後のラグビークリニックを含めると、この6年間で10校中全校が参加したことになる。

伊勢原市への地域貢献、そして専修大学ラグビー部としての社会貢献、ラグビーを通して子どもたちへの人間教育や人間形成、うちの学生選手自身の子どもたちに対する接し方や言葉遣い等、毎年良い意味で勉強させてもらってます。

もちろん、伊勢原市だけではなく、東芝時代もフランスでもヤマハ時代も普及活動は継続し、特にヤマハでは中学選択授業での週1ラグビー、その他小中学校での芝生開きでは、タグラグビークリニックを開催。、トークショーや講演会も多々行なっては、ラグビーを通しての様々な経験(栄光)と挫折、そして夢(目標)を語ってきた。

今年も伊勢原市役所(&小学校)からの依頼がある限り、選手を連れてラグビー授業を開催します。お昼をはさむ時は例年通り、給食をご馳走させてください。
お礼に恒例のサイン会も行ないますので、宜しくお願いいたします。

※ 伊勢原市の小学校

比々多小学校
緑台小学校
伊勢原小学校
大田小学校
桜台小学校
高部屋小学校
竹園小学校
成瀬小学校
大山小学校
石田小学校